FC2ブログ










狼と香辛料 5 Ⅴ  はてなブックマークに追加

狼と香辛料 5 (5) (電撃文庫 は 8-5)
支倉 凍砂
メディアワークス (2007/08)
売り上げランキング: 43

満足。

blogram投票ボタン
今回350ページ以上のボリュームだったのだけどその中の1ページたりとも妥協がなかった。
ていうか面白くないところがなかった。

さて今回は旅の終わりについて考えさせられる話。
そしてロレンスにとってのホロ、ホロにとってのロレンス、存在の大きさ。
2人とも変わった。
この3つが中盤から終盤にかけて上手い具合に絡み合ってるんですね。
本当に良いよね。
そしてこれが今回の軸として非常に安定してる。

で今回キャラが良かった。
特徴的なキャラであったし掛け合いも面白かった。
いつも通りだけど腹の探りあい、駆け引きを感じさせるものです。
その中でもユーモアたっぷりなところがステキ。
頭悪い私にとってああいう会話が理想ですわw
そしてその会話やキャラのスタンスから見えてくるものがすごかった。
それは全て上の旅の終わり関連の話に関わってくるものだったから。
読み終わったあとというか終盤に来たとき「そうだったのか」と納得しちゃった。
特にエーブとの会話は神。
つかエーブの存在自体がすごかった。
あのキャラがいなかったらこの話は成立してなかったしね。

そんでこの5巻は最終回へのまとめに入った巻ようにも思えました。
今まで起こった事を思い返したりラストを想像させるようなこと…などそう思わせるところが随所にありましたしね。
二人の関係だって今までの巻があったからだよなと考えさせられました。
その中で二人は段々と変わっていきましたしそれによって相手に要求するものも変わった。
だからそういう考えに至るのかと納得させられましたもの。
この作品自体「何故こうなるのか、そう考えるのか」ということが提示されているから説得力があります。
しかもロレンス自身あくまでも冷静に分析しながら考えているからなおさらのことですね。
そういうことから旅の終わりのくだりは不思議とイライラしなかったものです。
見習えエロゲライターw

とにかく今回は二人が相手に望むこと、そして変わっていくことこの二つですよ。
それがキャラをかえ形をかえて他のキャラの考えとなって出てくるんだ。
何故そうするのか、という何故ということがいつも以上に説明されていた。
そのひとつひとつに説得力があったし結果としてロレンスにヒントを与えていた。
与えていたというのはおかしいかもしれないけれどもその言葉をロレンスはヒントとして消化した。
いやーいいねこういう考える主人公。
そこからの答えの単純明快さがスカっとさせてくれた。

今回はロレンスが単体で動く場面が多かったのですがその随所にホロを思い浮かべていましたね。
本当に行動の際にそのことばかりとは言わないですがよく出てきていたのよ。
そこから中盤以降の流れだろ、神過ぎる。
こうやって読者にも存在の大きさを示しているんだぜ、そりゃ納得するさ。

今回のホロ。
最初の方の関所通過以後のホロがかわいすぐるwww
他にもロレンスとのやり取りが変化していて良かったwww

本当に今回は良かったです。
面白すぎて興奮して眠られなかったものw
スポンサーサイト




コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://syou710.blog16.fc2.com/tb.php/1420-92db8cf2