清野 静
角川書店 (2007/12/01)
売り上げランキング: 806
んー。
1巻とは違うのう。
1巻のときはひと夏の思い出というものでちょっとした冒険でした。
今回は夏休みも開けたということなのでそうとも行かないわけです。
それに今回はある人の依頼から物語が動くわけですよ、所謂ミッション。
だけどなんかリンネがそこまで活躍していないように思うなぁ。
理由としてはそのミッションにあんまり関わっていないということもあるし久高の目の届かないところでの行動もあり。
それもあってそんなに目立っていなかったように感じた。
で1巻での騒動はリンネの周りだけでしたが今回は広範囲にわたって大変なことになっていたのう。
ですけどその描写もテレビの報道のみということだったのでインパクト少な目。
その所為か敵からの脅しもどこか薄っぺらいものを覚えました。
バッティングセンターのシーン。
萎えた。
いくらリンネにセンスがあろうにも小学生女子がスタンドインの打球を打てるわけねぇだろと。
せめてクリーンヒット程度にしてほしかった。
あと瀟洒という言葉使いすぎ。
本当に多いぜw
ラストのバトルというべきシーン。
よくわかんねw
眠い頭で読んだということもあるけれどもどうもピンとこなかった。
もちろんバトルがメインの話じゃありませんからそんなに重視しなくてもいいわけだけどさ。
あの被害のスケールを考えるとどうもあっけなかったなぁ。
まとめて。
話の流れ方は本当にスムーズですよね。
リンネたちが緒方さんと出会うことから端を発して物語が始まるわけですけどこれが上手いなと。
今回のはじまりは2学期になったというところからでそこから数十ページ進んでから緒方さんと出会うわけです。
これであくまでも生活のちょっとしたイベントと認識できるわけですよ。
ですけど学校や日常のシーンがあまりなかったのが残念。
凪。
凪。
凪。
もっと出番を!とも思うけど今のままでもいいかなとも思う。
ちょっとしたショートストーリーで主役を張るくらいでいいかなとw
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