竹宮 ゆゆこ
メディアワークス (2007/12/10)
売り上げランキング: 7
忍び寄る30の足音(今回の感想は箇条書き、そしてネタバレあり)
今回も面白かったです。
こう書くと前回から平行線たどっているようだけど今までで一番面白かったように思える。
理由はただ単に自分が分かるネタが多かったからだろうけどさw
それにしてもこの作者の”今流行りのネタ”を見つけて組み込む能力はすばらしいねw
だけどその所為でどうも軽く思う。
今までは古めのネタで一部に大うけ、というところでしたが今回はねー。
まー面白いからいいか。
というわけでみんな40Pだw
まさかニコニコからネタを引っ張ってくるなんてw
しかもその使い方がキャラとマッチしているから困る。
ここの文化祭の写真をチェックするあたりは結構良いですよ。
前回の内容も思い出せますし。
それで毎回いろんな意味で楽しみな独身(30)
もうどういう呼ばれ方をするのかと楽しみにしていたら…遂に…wwwww
そして超穴場物件前後の落差がwwww
あと普通に担任教師やってたね。
特に北村グレた以後は普通に先生やってた、カッコウ以外はw
やっぱりこの作者は言い回しが面白いのよね。
56Pの大河の三大欲求の落とし方とか吹いたw
独身ネタと同じくして毎度楽しみな春田ネタ。
こちらも独身とは違うベクトルでかわいそうになってくるw
そしてバカさ加減も半端なくなってきているwwww
作者的には年齢ネタって使いやすいのだろうかと思えてきた。
93Pの終わりのネタとかまさにそうだろw
今まで三十路ネタなどの女性限定だったが今回は男がターゲットとかw
べジータさんw
今回出番少なかったけどみのりんには印象的なシーンがありましたね。
104Pからのシーンとか最後の最後とかね。
段々と違和感を覚えていくみのりんの言動。
何時になったら判明するのか。
つか次の巻はいつでるのか。
北村が高須家へ家出してきて大河と遭遇するシーン。
あそこの大河が本当にもうwwww
Ohからガードを崩されてそのあとはラッシュですよ。
というか高須家での話はどこも面白い。
「表へ出ろ」ネタとかさw
そのあと亜美を加えた4人で遊び倒しあることがきっかけで竜児が北村に失望。
遂には生徒会長へ大河を擁立という流れ。
ここでの大河がw
ここでのクラウザーさんがw
もう大河はこういうキャラになってしまったのだなと理解したw
そして応援の竜児の自分の強みを前面に押し出した攻撃やら春田の数少ない特技なんかが出てきて笑った。
顔をゆがめて笑った。
これにオチをつけるのは独身魔王w
そしてここからシアリアス且つ怒涛の熱い展開。
というかここでの竜児と北村の会話がすごく親近感沸くわけですよ。
特にスドバで何したいというくだりは本当にね。
ああいう自分たちにしかわからないようなネタやこだわりを話してそこから盛り上がるさまはまさに高校生。
そして二人の出会いや北村の今までの高校生活が語られる。
ここから始まる。
生徒会長演説。
ここからの展開は神だね。
ありがちな熱い展開に冷や水をぶっ掛けて独自の色を出す。
あの会長の台詞はすばらしかった。
台詞に、じゃなくてあの瞬間に言うところそして会長という人間がどうなのかということが垣間見えたから。
結局は超人じゃなくて一端の人間なわけですよ。
そしてここからさらに熱く熱くなる。
ここでの竜児をみていたら前回のことが影響しているのかなと。
ここだけじゃなく少し前の北村との会話なんぞみていてもそれは思う。
文化祭のときに大河にお節介したときの反動か知らないけどそこまで踏み込めていなかった。
勿論大河と北村、どちらが踏み込みやすいかという違いもあるけれどもあの騒動が竜児に影響を与えているのだなと。
会長。
会長の言葉を読んでいたら某教育テレビで流れていた歌を思い出した。
「コアラになりたいライオンライオンになりたい女の子~」というやつ。
歌自体の意味とは違うけど歌詞を見ていたらね。
そういや会長の言葉で思い出したけどどのキャラにも自分が望む理想つーのがあるよね。
大河VS会長。
熱いぞぉ。
大河TUEEEEEEEEE
そしてここで印象的だったのはみのりん。
一番エキセントリックなのに望んでいることはいつも通り。
それを意識させられた。
そして終戦。
まさかの事実判明。
何と言う…
それを知り動揺するみのりん、そして亜美の言葉。
罪悪感がなくなった?
気になるワードが出てきます。
全編通して亜美の存在感が際立っていましたね。
大人の世界を知っているということそしてリーダーシップ。
そういう立ち位置にいるからこそのお節介。
そして後悔。
本編以外にも亜美とみのりんというキャラクターの今後が気になっていく。
もう早く次出ろ。
三十路になる前に出ろw
・まとめて
ネタが最近のものになっていて自分にもわかるものが増えていた。
それだけに笑えるところも多かった。
だけどそれを上手くキャラクターに当てはめているところがすばらしい。
んで恒例の熱いシーンは相変わらず良い。
今回は遂に拳で語り合うシーンになったがそれでいて互いに言葉もぶつけ合う。
熱い。
今回読んでいて思ったのはキャラの裏。
最初の頃のみのりんはただのギャグキャラかと思っていましたが巻を重ねる毎に隠されていた面が見えてきている。
今回の会長だって隠されたものは案外なものだった。
という風にどのキャラも弱さをもっているよね(勿論フェイクかもしれんけど)
そういうところのバランスもまた秀逸。
みのりんの言動もそうだけどちょっとした台詞や行動からいろいろと想像させてくれる。
だからこそ続きが気になる。
本当に上手いよなぁ。
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第三作 男はつらいよ フーテンの寅 封切1970年1月15日
監督: 森崎 東 脚本: 山田洋次、 小林俊一、 宮崎 晃
ゲスト: 新珠三千代、香山美子、悠木千帆、河原崎建三、春川ますみ、花沢徳衛
ロケ地: 三重県四日市市、湯の山温泉
上映時間 90分
寅さんがなんとお見合い!
しかも相手は昔から親しくしている
[2007/12/09 16:33]
URL
男はつらいよ,とらドラ 6