支倉 凍砂
メディアワークス (2007/12/10)
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ニヤニヤ文庫(RC)
前回エーブに出し抜かれてどうなるこっちゃという展開でしたね。
という感じで大混乱の街の様子からのスタート。
続き物ではあるけれども解決編ではないのよね。
そこらは巻頭のカラー絵でわかるかと思います。
今回は川を下っているときのお話。
正直谷間なお話ですがなかなか面白かった。
とにかくニヤニヤしまくりでニヤニヤですよw
効果的に「好き」というワードが入っていてニヤニヤ。
毎度ながらの二人の掛け合いのニヤニヤは当然ですが今回は毛色がちょっと違ったり。
それは終幕で確信に変わるのだけど描写がエロいw
そのことを踏まえて236Pのくだりを思い返すと何とも意味深なw
そんで今回ロレンスがやっぱり鈍いんだなということを再確認。
今回ちょいとホロが怒るシーンがあるのだけどその原因もそういうあたりだしね。
鈍いというかデリカシーがないというところかw
んで上記にニヤニヤの原因となる終幕の台詞もそうだよな、こちらは鈍いだけど。
にしてもホロのロレンスの何気ない一言に対する突っ込みは良いよね。
まるで思春期男子のようでw
他のキャラとの掛け合いも非常にウィットに富んで面白い。
特に初めて会う人との「どないでっか?」「ぼちぼちでんな」的なやり取りとか大好きw
ラグーザに船を出してもらうように頼むシーンとかめっさ好み。
ああいうやり取りにあこがれる。
それで今回はコルというキャラが登場するのだけどそのキャラもまた良かった。
この作品でははじめてじゃね?という感じの初々しさ漂うキャラ。
しかもかわいいw
ラストでこのキャラがどうとかこうとかなるのだけどこれのおかげで次がまた楽しみになる。
んで箱のトリック。
あれってどうなんだろうね。
適当に考えてみたけど正解じゃなかったら恥ずかしいので書かないw
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