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とらドラ 7 (7) (電撃文庫 た 20-10)
竹宮 ゆゆこ
アスキー・メディアワークス
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起承転結の転というところだよね。
物語が新しい面に突入したもとい動き出した。
その動き出し方つーのも人それぞれで「良い方に動き始めたなー」というキャラもいればその逆も然り。
そういうキャラクター同士が絡み合って話が複雑妙味に昇華していく。
ここにとらドラの真髄をみつけたり!と思いました。

大きく歯車が動いたのはみのりん。
悪い意味で。
前回の大河の生徒手帳をみてしまってからドミノ倒し的に崩れ始めてしまった。
それは段々と規模を大きくしてしまって…
しかしそれがトリガーとなって誰かに決意を持たせる。

亜美。
色々と走り回っていたというかサポート役に徹していた印象強し。
一見空気を呼んでいない行動っぽいものでも今までを考えてみれば「なるほど」と思わせてくれるものがありましたしね。
大河への荷物検査とかそれを覚えているかどうかで彼女への評価つーのが大きく変化したことでしょう。
しかし脇役、外野にいるというのは楽しくないものです。
だけど彼女が動くからこそ受身キャラが多いが作品ながら話の展開がしっかりしているんだよね。

エンジェル大河。
かわいい。
全編通して良い子なのもそうだけど何故クリスマスにそこまでがんばるのかという理由がすばらしかったなぁ。
今までの傍若無人ぶりからは想像できないほどの気配りの多さでした。
ああもう、何ていうか幸せだ。
それほど彼女から幸せがあふれていた。
そして遂に気づく。
大河の一人称によって判明する事柄。
ハッピーエンドに向かっているように思えてそうでもない。

竜児。
努力は報われるはず。
この言葉を信じて行動し続けた。
信じ続けた。

その他。
いやその他で括るのも悪い気もするけど今回は本当に周りが大きく影響していた話だと思う。
竜児や大河たちを外から囃し立てたり嗾けたりと積極的に話しに関わってきていた。
その春田や能登たちの行動から自分たちの置かれている状況を察したりしてね。
メインどころと同様に歯車が動き出して仕掛けてくるキャラもいたり。
本当に色んなキャラがいてそれぞれ魅力的だなと思わされる辺りです。

それで今までの騒ぎごとって主人公たちからちょっと離れたところのことだった。
起点は彼らでも結果として蔑ろにされていたこともあった。
そのことを思えば今回はその中心に彼らがいるということがすごく意外だった。
意外つーのは悪いけど今まで少なかっただけにとても新鮮。

んで竜児目線で話が進むわけでそこには読者が知りえない情報というものがたくさんある。
だからこそ思わぬ落とし穴ということが存在していて話を面白くしてくれる。
当人じゃないからシナリオどおりに進むこと無い。
だけどそのことによって素敵な展開になりつつも諸手を上げて喜べない。
ああもどかしい。

そんなでラストはあああああああああああああああああああああああああああ。
みちゃらめぇえええええええええええええええええ。

そんなで毎度のことですけど次が気になるラストだ。
各人別々の方向へ歩き出し始めた。
しかしそれは色んなものが影響しあってのこと。

まとめて。
今回も大満足。
感想では書かなかったけど今回も笑えるところは大量にありました。
そこまで極端なパロネタもありませんでしたし素直に笑えた。
もうこの辺りは実際読んでもらえたらお分かりなることでしょう!

独神やインコちゃんなどのネタも今回大増量。
超面白い。
またモノに対する描写が詳しいよね。
形容する言葉もそうだけど服飾に対する知識も豊富だから貫禄あるわ。
さすが三十路。

んで今回とても感心してすげぇと思ったのは性別や年齢によって反応の違いを使い分けていたところ。
反応だけでなくノリとかそういう辺りですね。
男子の馬鹿っぽいところとかね。
他に文系とか体育会系などのコミュニティの違いによるところとか本当に豊富。

相変わらずです。
最高です。
わざわざ雨に打たれて買いに行った甲斐があったものです。
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