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とらドラ 8 (8) (電撃文庫 た 20-11)
竹宮 ゆゆこ
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 10

狂い始めた歯車。
そして作者の本領発揮。

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狂い始めた、というか狂っていた歯車が遂に露呈してしまったという巻。
それはクリスマスイブの竜児の告白、みのりんの拒否から端を発した。
そして今回の修学旅行でついに堤防まで破壊された。
それは留まるところを知らず各人他のヤツラに対して秘めていたことを暴露しはじめ遂にはあの秘密まで!?

この作品を読んでつくづく思うのは泥臭い。
綺麗なところよりもそういうところが目に付きます。
サッカーで言うならば綺麗にゴールに吸い込まれるのでなくDFと身体をぶつけ合いながら足の先で押し込む、そういうのです。
それぞれがそれぞれのやり方で意見を述べたり行動をするんだけどそれが恐ろしく不器用なんですよね。
もう大好きです、この流れ。

んで今回の話がどうだったかと問われたら喧嘩。
もうちょっとやわらかく言ってぶつかり合い。
のっけから竜児と大河の口論からはじまるところからもみてとれますね(この作品だから二人の口論は普通かw)

また今回ではいろいろと隠されていた面も露呈されていたりします。
みのりんがどうしたいのかとか亜美が言っていた「罪悪感」の正体。
ぶつかり合ったからこそ出てきた情報。

まーそうやって本心が分かって良かったね、とは問屋が卸しません。
そのぶつかり合いによって個人間、集団間での軋轢が生まれその結果としてネガティブなものを生み出す。
このぶつかり合いの原因つーのが各人の立ち位置によっているというのがまた面白い。
みのりんとしては「今までどおりにしていきたい」亜美としては「それらをみんな正常にしたい」という考え。
そしてその後に訪れる罪悪感。
…青春。

青春の一言で片付けるには少々本気すぎるけれども今まで各人が旨のうちに秘めていたことを思えばそれも致し方ない。
そういう今まで歯車が狂ってきた、地震が起こるように反発しあった。
ちょっとしたぶつかり合いが次なるぶつかり合いを生んで大きくなっていった。
だからこそあそこまで大きかったんだ。

でコメディ面。
いつもよりパロディネタは少なめ、というか少ないです。
笑わせてくれるところはいくつもありますが今回はやっぱりインコちゃんかな。
マルセイユ・ルーレットをしたりゲロはいたりフリーダム。
また春田の万座毛ネタとかね。

それでもやっぱり今回はぶつかり合いがメインです。
それだけでなくその後ね。
それぞれがどういうリアクションをとるのか、これが又良い。
兎に角そういうぶつかり合いによって色んなものが出てくる。
作者はこういう何かによって何かが生まれるということを書くのが上手いなと改めて思わされました。

次は大河母登場。
そしてクライマックスに向かって驀進中!
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