入間 人間
アスキーメディアワークス
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入間人間的AURA
つーのが一番伝わりやすい表現だと思う。
まー丸パクリというわけじゃなくて、似たような設定を作者的に味付けしたという感じ。
どの辺がAURAやねんというところだけど、ただ単にヒロインが厨二病的な思想だということ。
あと主人公が転校を機に青春ポイントをプラスにするぞ!と奮闘するあたりか。
展開の仕方が違うので、話が進むごとにAURAっぽさは薄くなっていきます。
そいで内容ですけど田舎から転校してきた真。
叔母(39)の家に居候することになったが、そこには謎の布団簀巻きの物体が!
その物体エリオは叔母の娘で親戚には存在を知らせてなかったらしい。
んで自らを宇宙人と豪語する少女、家事手伝い。
エリオの存在にイライラしたりヤキモキしたりする真が奮闘するストーリー。
そいでこの作者の特徴でもありますが、登場するキャラクターが少ない。
そしてそのキャラクター間でしか話は展開しない。
第三者視線というものがあんまり無いんですよね。
例えばエリオ(簀巻き状態)とお出かけすることがあるんだけどあんまり羞恥するような場面がない感じ。
で、主人公の真は青春を謳歌したいと思っているので序盤~中盤のお話は非常に青春チックです。
みーまーの時は日常が既に非日常という具合でしたがそれとは正反対なのよね。
クライマックスも結構爽やかなんで読んですっきり!でもあります。
そしてモノローグやらにパロディネタがいくつもあってそれを探すのも楽しいかもねー。
最後の章に結構たくさんあった感じ。
まーこういう具合。
個人的には次が出るなら買いたいと思う作品でした。
ただAURAっぽいところがあるんで読んでいてその辺りが鼻につく方もいそうだなという印象。
多分人によって当たり外れが激しい作品だと思います。
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