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サクリファイス
サクリファイス
posted with amazlet at 09.04.13
近藤 史恵
新潮社
売り上げランキング: 3906

犠牲。

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タイトルは犠牲という意味。
作品の存在を知って適当に脳内妄想で「送りバントに心血注ぐ」みたいなことを考えた。
なんてね、と思いましたがあながち間違いじゃねぇよな。
勿論野球じゃなくてロードレースでのお話ですよ。

主人公の白石誓。
学生のころは陸上で名を馳せていた。
だけど勝つために走ることに苦痛を感じた彼はたまたまロードレースをみて、惹かれた。
何故なら陸上とは違い、チームメイトが勝つために走るということで評価されるから。
そんな選手の物語。

と言っても同僚の若手エースやベテランエース、モトカノやらいろいろ出てくる。
一人ひとりがチカの人生に影響を与えていく。

んでこの作品はロードレースのわからない俺のような人間でも楽しめます。
何故エースとアシストがいるのか?
何故ああいう隊列で話すのか?
こういう初歩的であろうこともわかるように書かれています。
そしてレースのシーンも引き込まれてしまうほどの迫力。

以前読んだジョッキーという小説を思い出しました。
あの小説もサクリファイスと同じで競馬入門の情報もありつつ、ディープなファンでも楽しめる話。
そして何よりレースシーンの迫力と駆け引きが抜群に良かったのです。
この共通点が面白さの秘密でしょう。

基本的にはレースが中心のお話ですが、その合間合間に挟まれる話が良いんですよ。
この作品ってサスペンスやミステリーの要素もあって、そういうところで補完されていきます。
それでこちらのクオリティもすばらしいんです。
その合間合間に伏線が張られラストで回収される…
完璧じゃないですか。

300ページ足らずの作品ですが密度がすごい。
もう一気に読みきってしまいました。
さすがの面白さということでしょう。

それで読み終わったあとに思ったことがいくつかあります。
まずは犠牲という意味。
振り返ったときに感じるシーン。
内容の割りにすっきりした読後感。
何をとってもすばらしい作品と言えます。
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