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僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)
かじいたかし
ホビージャパン (2011-06-30)
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23世紀、この世から漢字が無くなった。

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まータイトルでも分かる通り、漢字が読める方が珍しい世の中になった23世紀。
文学はひらがなオンリーであり、妹モノの作品が正統派と評価されるようになっている。
総理大臣が二次元美少女になったりしている、そんな世の中。

主人公ギンは高校生ながら文学作家を目指す文学青年。
…勿論23世紀なので彼の書く話は正統派に属すお話。
彼には血の繋がらない妹がおり、ひとりはクロハもうひとりはミルと言う。
彼女たちは文学的に有名な血筋だそうで、二人とも漢字の読み書きが出来る。
そこからこのタイトルが来ているんだねw

ひょんなことでこの時代の大作家であるオオダイラ先生に会うことになったギン。
もうこのオオダイラが酷いやつでねw
人として尊敬できるところが全く無いw
ストライクゾーンは10歳前後。
どうしようもないw

でミルは10歳だったりするのでオオダイラと会わせることにするのだけど、
そのとき食べたマシュマロでまさかの21世紀にタイムスリップ。
そこで出会ったユズと1ヶ月ほど生活をしていく。

んでユズには兄がいて、その意思である”萌えを広める”ということを皆で手伝う。
その際皆で”あにマジまにあ”という作品を書き上げる。
そしてこれが後の文学だけでなく文化に影響を与える。

ラストで革新派が過去へ遡り、23世紀の文化を大きく変えることをします。
そのことにギンたちが気付いたところで1巻は終わりとなります。
次回が気になるね。

いやー案外面白かった。
23世紀の締りの無いふわふわした世界観と時折挟まれる旧時代的な文章。
そこに書いてある23世紀で言えば革新的な流派の人間の正統派をひっくり返そうとする書簡。
姿すら見せない彼らですが、その影はギンたちに忍び寄っていたのであったー。
そういうことがラスト近辺で判明するのだけど言いようの無い緊張感があって良かった。

んでギン。
ああいう話を読んでいたりすると読解力も無くなるのかなぁとw
ていうか人として色々と欠落してるよね、ギン。
割とイライラする描写が多いのだけど彼の漢字が読めないという設定が活かされている場面もあるんだよね。
まー基本的に彼の空気の読めない無鉄砲な姿勢で話が進んでいく。
彼が主人公じゃないと21世紀の話は展開しなかったんだろうなーと。

そういう頭の足りない主人公だからこそ彼の言葉というのがストレートなんだよね。
21世紀にユズの兄の意思を引き継ぐために文学部から小説を発表しようとするのだけど、
その際、文学部部長から内容を酷評されるんですよね。
んでそれに対してギンは「表面だけ見て本質を見ていない」と言い返す。
これがそのまま彼に対する言葉になるんだよね。

そう思うと21世紀での生活というものは彼にとって良い経験になったなぁと。
というのも冒頭でホミュラ賞という文学賞に”うすび”という萌えの無い小説がノミネートされる。
そして彼はそのことを糾弾するわけだけど、そのときの言葉というのが上記の部長のような言い回しなんだよね。
それを思うと彼の成長っぷりに胸が熱くなります。

個人的に期待していた描写がありまして、それは”クロハが黒ストを履いている理由”ですね。
冒頭で”履かなければならない”とまで書かれていただけに、”どんだけの理由が…”と思っていました。
もしかしたら人面痣でもあるのか?とか実は義足とかまで考えていました。
それだけに実際の理由を知ったときは拍子抜けしたなぁ。
まー勝手にそう思っていただけだけどw

とりあえずあの終わり方だし続刊するでしょうね。
そういやこういうタイトルだけど登場人物で漢字読めないのがギンだけなんだよねw
それはそれでどうなんだろうw
あとはもうちょいギンの頭が良くなって欲しいなぁとw
この中で一番残念な存在になりそうですw
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