伏見 つかさ
アスキーメディアワークス (2011-09-10)
売り上げランキング: 7
それぞれの家庭の妹のお話。
今回はサブキャラメイン。
特に妹にスポットライトを当てた作りになっております。
黒猫の妹である日向や瀬奈、沙織といったところがメインです。
後半はラブリーエンジェルであるあやせメインの話やメインヒロインである桐乃のお話もあります。
…あやせ以外妹の話というべきかw
メイン格は前半3つというところですね。
特に日向目線で語られる姉に彼女が出来た話が面白い。
次女ということで姉と妹に挟まれ、特殊な立ち回りをするところが素敵。
それぞれに対しイーブンな目線を向けているというところが個人的にグッドでした。
んでこの日向の語り口調がかなり軽妙で読んでいて面白い。
姉を馬鹿にしているようでちゃんと尊敬している、そしていじるラインというのもある程度把握している。
しかしそこは小学生ということで加減が出来ないんだよねw
その辺りの可愛らしさが微笑ましさを生んでおります。
赤城浩平が語る妹瀬奈の話。
これが京介とのシスコン勝負へ発展していくわけだけど、この両シスコンのマジキチっぷりは異常w
さすがに俺でも引くわw
どっちの妹が可愛いか勝負とか常人では出来ないよw
そして秘蔵の画像コレクションとかねw
赤城の瀬奈を見る目線が微妙に性的なものを孕んでいるところに狂気を覚えるw
それでこの話とリンクしている瀬奈と桐乃が池袋へ行く話。
こっちはこっちでどっちの兄の方がよりシスコンか、という勝負をするとかw
血は争えないw
んで沙織の話は少々しんみりテイスト。
何故この集まりを作ったのかというルーツが語られております。
この話を聞くと以前この集まりが崩壊しかけたときの沙織の心情を推してしまいますね。
ちょっと出てきた自重しない沙織というのをもっと見たかったですね。
そんで期待していたあやせの話。
正直期待はずれかな。
もっと京介とあやせがラブラブするところを見たかったというのが本音。
というのもこの話はギクシャクしていたころのものだし、且つ加奈子やClariSに比重の置かれたものでしたしね。
あやせを楽しみにしていた俺としてはガックリ。
相変わらず読みやすい文体+オムニバス仕様ということで1時間で読了。
このサクサク感はありがたい。
んでここ数巻の少々重めの展開ではなく、基本的に軽いテイストだったのが良かったです。
こうやって皆和気藹々としているのが一番ですね。
しかし上でも書きましたがあやせの扱いが残念だった。
原作だと扱いあまり良くないのがなー…
次回以降どうなるんだろうかw
さて今回空気だったのは麻奈実。
そろそろ爆発の時期でしょうか?
次は麻奈実に注目して読んでみたい。
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